紅白ラメの固定率は約10%程と言われていますが、果たして実際はどうでしょうか?
実際私が購入して生まれたF1の比率を数えてみました。
親個体
まず、親個体ですが、
2020年8月に購入、2020年春生まれということで、購入後すぐに卵を産み始めました。雄1、雌2ということで組み合わせ購入。これは初心者にはおすすめの比率と言われています。もしくは雄2雌3などの比率。雄雌同数もしくは雄が多い状態だと雌は追い掛け回され、よくないとも言われます。
ただ狙った色や特徴を狙うのであれば雄1雌1というのが良いと思われますし、上級者は選別した雄雌でペアリングしていると思われます。
購入は実店舗で購入し、店主さんに3匹とも選んで頂きました。購入時はまだ少し小さかったのですが、購入後2.3日で卵を産み始めたので、良い個体を選んでいただいたと思います。柄的には更科っぽい2匹と赤が少し強い個体、ラメはそれなりに入っている個体でした。
子個体(F1)
こちらがその子ども(F1)になります。2020年は約50匹ほど孵ったのですが、この画像は先に生まれた個体もしくは大きさで選別した26匹になります。この個体はNVボックス22で飼育していますので、やや個体入れすぎですが、固体の大きさを考えると許容範囲かと思います。もう少し大きくなると20匹くらいに抑えたいところです。
ちょっと撮影技術が無いのともっと透明な水を入れなかったんで見づらいですが。
比率と固定率
この色の出方をどう捉えるか?で違いますが、系統で分けてみると
丹頂系が4匹
更科系が5匹
白勝ち系が17匹
と言ったところでしょうか?白勝ちというのも微妙な赤の比率もありますが、紅白ラメですと言えるのは丹頂系更科系9匹ほどでしょうか?
ちなみにラメですが、どれも親個体もしくはそれ以上に入ってる感じです。
元々親個体が普通の紅白ラメレベルなので固定率が1割というのは選別がシビアだとそれくらいなのかもしれません。
個人的には2~3割程度という印象を受けました。ただ、親個体である赤勝ち系のものがいなかったのとまだ小さい幼魚も赤勝ち系と言えるものは生まれていない感じです。 (もちろんまだ小さいので、十分後で色が出てくる可能性はありますが。)
また春になるとどのような色になっているか?また残りの個体 (小さい)はどうなるのかを見ていきたいと思います。
上記の画像は早生まれ組の26匹です。この後に生まれた個体も同じくらいの匹数でで以下のような個体です。
白勝ちというよりもまだ色が出ていないという風にも見えます。遅生まれ個体は大きさに差があり、年明けでまた確認したいと思います。